肥満外来

「肥満」というのは過剰な脂肪により体重が増えてくること(いわゆる「ふとった」状態)です。この状態が長く続き、体への負担がかかったために高血圧、脂質異常症、糖尿病、腰痛、膝関節痛などの健康障害が起こってくると、医学的な治療が必要な「肥満症」と診断されます。
健診でメタボリック・シンドロームが指摘された場合も治療が必要です。

対象となる疾患

  • 健診などでメタボリック・シンドロームを指摘された方
  • 肥満にともなって高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病もある方
  • 肥満にともなって大きないびき、睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方
  • 肥満にともなって腰痛、膝痛、足関節痛など整形外科的疾患のある方
  • BMIが30以上の方

肥満にともなう健康障害がある場合は健康保険での診療となります。医学的に問題がない場合は自由診療となります。初診時は電話でご予約ください。

診察の流れ

  1. 初診時に身長、体重、腹囲、血圧、筋肉量、内臓脂肪量などを測定します。
  2. 診察では肥満にともなう健康障害についてお聞きし、採血検査、尿検査、心電図、レントゲン検査などを行います。
  3. 食事・体重の記録をつけていただき、毎月1回の診察と栄養面談を続けます。
  4. 糖尿病、高血圧・脂質異常症・睡眠時無呼吸症候群などがあれば治療も開始します。
  5. 必要な場合は専門施設に紹介します。

治療方針

日本肥満学会のガイドラインに基づく治療を行います。減量の原則はエネルギーのマイナスバランスをいかに安全に、実現可能なかたちで続けていけるかが鍵となります。真のターゲットは体重ではなく内臓脂肪であることを理解し、筋肉量を落とさないよう身体活動レベルを上げることは重要です。体重、採血結果、筋肉量、内臓脂肪量などの変化を見ながら栄養、身体活動を健康的なものに時間をかけて再構成していきます。