急性期感染症の診断、治療 (発熱、かぜ、扁桃炎、気管支炎、インフルエンザ など)
発熱、かぜ、扁桃炎、気管支炎、膀胱炎など一般的な急性期感染症の診断・治療を行います。インフルエンザ・新型コロナの検査・治療も行っています。
かぜ症状のある方は院内には入れませんので、屋外での診察・検査となります。必ず事前に電話のうえ予約してから来院してください。
アレルギー性疾患の診断、治療 (花粉症、じんましん など)
蕁麻疹、花粉症などの治療を行います。エピペンをご希望の方はご相談ください。
呼吸器疾患の診断、治療 (急性気管支炎、ぜんそく、COPD、肺炎 など)
スパイロメトリー検査により肺年齢、肺機能検査が可能です。喘息やCOPDのプライマリ・ケアを行います。専門施設での治療が必要な場合は責任をもって専門施設に紹介します。肺がんが疑われるときは胸部CT検査が可能な施設に紹介します。
循環器疾患の診断と治療 (高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、末梢動脈疾患 など)
心電図検査、頸動脈エコー、血圧脈波検査(ABI/CAVI)、生活習慣病の有無などによりリスクを層別化して治療します。慢性心房細動では抗凝固療法を行います。狭心症や心筋梗塞、不整脈が疑われさらに精査が必要と考えられる場合は責任をもって高次医療機関に紹介します。減塩・禁煙・身体活動などを含む生活習慣の改善が予防や再発予防に重要です。
消化器疾患の診断と治療 (腹痛、下痢、便秘、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌、胆石症、慢性膵炎、脂肪肝 など)
腹痛、下痢、便秘、嘔吐などの消化器症状全般に対してプライマリ・ケアを行います。必要な場合は腹部エコー、上部消化管内視鏡(胃カメラ)を行います。腹部CTやMRI、大腸内視鏡が必要な場合は可能な施設に紹介します。専門治療が必要と判断される場合や胃がん・食道がん・大腸がんが疑われるときや手術が必要なときは責任を持って専門施設に紹介します。
腎臓疾患の診断と治療 (慢性腎臓病、膀胱炎、尿路感染症 など)
健診で尿蛋白、尿糖、尿潜血などの尿検査の異常や腎機能(eGFR)の異常を指摘された場合に、検査と治療を行います。eGFR 60mL/min/1.73m2未満が3月以上続く場合を慢性腎臓病といいます。必要に応じて専門施設に紹介させていただきます。慢性腎臓病では主に減塩・禁煙・体重管理・血圧管理などを行います。当院では管理栄養士による栄養指導を行っています。尿たんぱくや腎機能低下が高度なときや腎炎が疑われるときも専門施設に紹介しています。
睡眠障害の診断と治療 (不眠症、日中の眠気、睡眠時無呼吸症候群 など)
不眠症治療はねるとき、おきるとき、日中の活動、ストレスなどに対して生活習慣改善を行います。就床時間や寝室の環境を適切にすることも大切です。それでも不眠が十分改善しない場合は薬物療法も行います。睡眠状態が改善してきた場合は時期をはかりながら薬を減量していきます。
寝ているときにいびきが大きい、呼吸が止まっていることをたびたびご家族から指摘される場合は、睡眠時無呼吸症候群の検査(簡易睡眠検査)をします。睡眠時無呼吸症候群は肥満症でみられますが、顎の形が小さい場合や扁桃腺が大きいときにも発症することがあります。必要に応じて専門施設に紹介をさせていただきます。
脳血管疾患の診断と治療 (脳出血、脳梗塞、頸動脈狭窄 など)
発症の予防には生活習慣病のコントロールが大変重要です。発症してしまった場合にも、薬物療法とともに生活習慣改善が再発予防に重要です。当院では採血検査や血圧、頸動脈エコーの結果、生活習慣病の有無などを考慮しながら治療を行います。必要に応じて食事療法や運動療法のアドバイスも行います。
手足がしびれる、頭痛、めまいなど脳卒中の発症が疑われるときは急性期治療の可能な高次医療機関への速やかな紹介搬送を責任もっていたします。
その他
痛風・高尿酸血症
甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、結節性甲状腺腫)
フレイル、サルコペニア、認知症 など