糖尿病内科
糖尿病内科
いずれも「生活習慣病(lifestyle disease)」と呼ばれ、遺伝的背景とともにライフスタイルの影響が大きい病気です。診断されたら各学会のガイドラインにそって診断・治療を進めます。これらの病気は血管を老化(硬化)させて心臓病や脳卒中の原因になるだけでなく、発がんや認知症発症にも関与しています。生活習慣病の治療を行うことは体への負担をとり、本来ある人体の機能を大切に使うことで健康的な天寿をまっとうすることにほかなりません。いわば抗老化治療といえるのです。
人はみな体格も食事の好みも遺伝的な背景を持っている病気も異なりますので、隣人がしている食事がその方に合うとは限りません。専門職の立場からお一人お一人に合った食べ方、運動の仕方、体の再構成(脂肪・筋肉)などを提案させていただきます。
採血とともに動脈硬化や臓器の障害がどのくらい進んでいるかを調べる検査(心電図、胸部X線写真、頸動脈エコー、血圧脈波検査、腹部超音波検査など)をします。不要な検査を防ぐため、初診時にはできるだけ健診・人間ドックの結果をお持ちください。
日本糖尿病学会のガイドラインによる治療を行います。
採血や糖負荷試験で診断します。(網膜症検査のため必ず眼科に併診していただきます)
合併症や糖尿病の型を分けるための検査をします。
基本となる生活習慣病改善(食事療法と運動療法)を進めます。
HbA1c、血糖値などを見ながら合併症の進まないレベルに血糖値を調節します。(HbA1c7.0%未満または6.5%未満、高齢の方では状況により目標値が異なります)
血糖値が高い場合は内服薬やインスリンなどの注射薬が開始になります。
日本高血圧学会のガイドラインによる診療を行います。2025年のガイドラインは年齢に関わらず血圧の目標値は〔診察室血圧 130/80mmHg〕、〔家庭血圧 125/75mmHg〕とされました。
クリニックでの血圧とともに家庭血圧を測定していただきます。
家庭血圧の測定方法につきましてはガイドラインに基づいて説明させていただきます。
基本となる生活習慣改善(食事療法と運動療法)を進めます。減塩と適正な体重を保つことはとても大切です。血圧を動脈硬化の進みにくいレベルに調節します。効果が不十分ならお薬が開始になります。
季節変動を考慮した細やかなお薬の調整が大切です。暑さや寒さに対する環境整備も大切です。
採血は年数回行います。食塩摂取量についても検査しています。
日本動脈硬化学会のガイドラインによる治療を行っています。
空腹時採血で確定のための精密検査を行います。
動脈硬化の検査(心電図、胸部X線検査、頸動脈エコー、血圧脈波検査など)を行います。
基本となる生活習慣改善(食事療法と運動療法)を進めます。
性別、家族歴、合併症などによりリスクを層別化したスコアを計算し、それに基づいた治療になります。
生活習慣改善で改善が少ない場合は薬物療法を開始します。
家族性高コレステロール血症などで精密検査が必要な場合は専門施設に紹介します。
中性脂肪が著しく高い場合も専門施設に紹介する場合があります。